マッドマックス、めっちゃいいじゃん。映像最高でしょ。何を求めるのかは別だし、ぼくはああいう映画が好きではない(世紀末的設定が既に無理)けど、作品としては素晴らしいの一言で、特に音と映像のマッチングセンスはすごいですよね。映画の構造は「行き」と「帰り」のチェイスのみ。その「帰り」のチェイスが「行き」からクレッシェンドになってて興奮止まらないよね。フェミ的にどうたらってのはまあ言う人いるのはわかるんだけど、たぶん凡庸な「読み」になる。それよりもイモータルジョーの家族がいわゆる「障害者」なのが引っかかってて。女性と障害者の対立とも読めるというか。ここらへん上手く言語化できてないんだけど、そういうところが興味深い。